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熱中症対策 | 三洋薬品HBC株式会社

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春の“なんとなく不調”と、めぐりの話 ― 海の循環と、わたしたちの血流 ―

春の“なんとなく不調”と、めぐりの話 ― 海の循環と、わたしたちの血流 ―

2026/02/19

二月。まだ寒さは残るものの、日差しに少しやわらかさを感じる頃です。

この時期、「なんとなく調子が出ない」と感じることはありませんか。朝が重い、頭がすっきりしない、気分が落ち着かない。病院に行くほどではないけれど、どこか整わない――そんな“ゆらぎ(季節性不調)”を覚えやすい季節です。

寒暖差でバテるふーちゃん

冬から春へ移るあいだ、気温は大きく上下します。体はその変化に合わせて血管を縮めたり広げたりしながら、体温を保とうとしています。つまり春先は、体の中の「めぐり(血液循環や代謝)」がいつも以上に働いている時期でもあるのです。

この記事でわかること

  • 春先に“なんとなく不調”を感じやすい理由(寒暖差とめぐりの関係)
  • 体の「めぐり」と細胞の基礎を支える「リン脂質」の役割
  • 南極の動物プランクトン・オキアミ(南極オキアミ)が研究対象として注目されている背景

めぐりって、なんだろう

血流は、体の中を流れる一本の川のようなものです。

酸素や栄養を運び、不要なものを回収する。流れが穏やかなときもあれば、滞りやすいときもある。春は寒暖差で血管が縮んだり広がったりを繰り返します。その小さな変化の積み重ねが、「なんとなく不調」として感じられるのかもしれません。

けれど、流れているのは血液だけではありません。その通り道(血管壁や神経系)をつくっているのは、最小単位である「細胞」です。

細胞を包んでいるもの

私たちの体は、約37兆個の細胞でできていると言われます。その一つひとつを包んでいるのが「細胞膜」であり、その主な材料(構成成分)がリン脂質です。

リン脂質は、以下のような重要な役割を担っています。

  • 細胞の内と外を分ける(必要な栄養を取り込み、老廃物を出す)
  • 情報をやり取りする(神経伝達物質やホルモンの働きを支える)
  • 柔軟性を保つ(血管や細胞のしなやかさ・弾力に関わる)
  • バリアを守る(外部の刺激や酸化から細胞内部を守る)

つまり、「めぐり」を考えることは、血液という液体だけの問題ではなく、細胞という生命の土台の話でもあるのです。

細胞膜の構造図。リン脂質が二層に並び、細胞の内外を仕切りながら柔軟性を保つ様子

研究の対象になっている素材

ここで、科学の視点から一つの素材に触れてみます。

南極の冷たい海に生息する小さな動物プランクトン、南極オキアミ(Euphausia superba)。このオキアミから抽出される油(クリルオイル)に含まれる「リン脂質結合型のオメガ3脂肪酸」が、近年、健康維持の観点から多くの研究対象になっています。

例えば、脳の血管障害モデルマウスを用いた動物研究では、血流や行動指標に肯定的な変化が見られたと報告されています。

また、血栓(血液の塊)が形成される仕組みに影響を与える可能性も示唆されており、循環器系の健康サポートに関する検証が進んでいます。

さらに、複数の臨床試験を統合して解析したデータ(メタ分析)では、中性脂肪や総コレステロール値の改善に一定の傾向が見られたとする報告もあります。一方で、血圧や血糖値などについては、まだ明確な差が出ていない項目もあり、世界中で研究が継続されています。

※本記事では最新の研究動向を紹介しています。成分の摂取により、すべての人に同様の結果が出ることを保証するものではありません。

全身に広がる毛細血管のネットワークとスムーズな血流のイメージ

海もまた、めぐっている

南極の海では、氷の下で植物プランクトンが太陽の光を受けて育ちます。その植物プランクトンを主食とするのが、動物プランクトンであるオキアミです。そしてこのオキアミを、魚やペンギン、アザラシ、巨大なクジラたちが糧にします。

南極オキアミは体長数センチの小さな存在ですが、南極の生態系(食物連鎖)を支える“要(キーストーン種)”ともいえる存在です。もしオキアミがいなくなれば、海の大きな生きものたちは生きていくことができません。

小さな動物プランクトンが、大きな命を支えている。その構図は、私たちの体の中にも似ています。細胞という目に見えないほど小さな単位が健やかであることが、血流という大きな流れをつくり、私たちの生命活動を支えています。

南極の海でクジラやペンギン、魚たちがオキアミを介してつながる食物連鎖のイメージ

食べたものは、めぐる

海の植物プランクトンから、動物プランクトンであるオキアミへ。オキアミから魚へ。そして魚を介して、私たちへ。

食べものは、単なるエネルギー源ではありません。消化・吸収され、血液の成分になり、細胞膜の材料になり、私たちの体そのものを形づくります。人間もまた、地球という大きな生態系の循環の一部なのです。

春は、新しいことが始まる季節。同時に、日々の食事を通じて「自分の体をどうケアしていくか」を改めて考える季節でもあります。

遠い南極の海で生きる小さな命。その存在が、私たちの体の基礎である「細胞」を支える脂質の研究として注目されていること。

小さな存在が、大きな循環を支える。

この連載では、海の循環と、私たちの体の循環をたどりながら、「食べたものが体をつくる」という当たり前の事実を、もう一度ていねいに見つめ直していきます。

次回は、オキアミがどのように南極の厳しい環境に適応し、海の生態系を守っているのか、その驚くべき生命力について詳しくお伝えします。


参考リンク(外部サイト)

よくある質問(FAQ)

Q: 春先に体調を崩しやすいのはなぜですか?
A: 春先は寒暖差が激しく、体温調節のために血管の収縮・拡張が頻繁に行われます。このプロセスが自律神経や血液の流れ(めぐり)に負担をかけ、不調を感じやすくなると考えられています。
Q: 細胞膜とリン脂質の関係は何ですか?
A: 私たちの体を構成する細胞の膜は、主にリン脂質という脂質でできています。リン脂質は細胞の柔軟性や情報のやり取り、バリア機能を担う重要な成分です。
Q: 南極オキアミのオメガ3が注目されている理由は?
A: オキアミのオメガ3脂肪酸は、細胞膜と同じ「リン脂質」と結合しているのが特徴です。そのため、体への親和性が高く、循環器系や健康維持に関する研究が世界中で進められています。

「日本or世界のしきたり&ふーちゃんの日記」 七夕について

「日本or世界のしきたり&ふーちゃんの日記」    七夕について

2025/07/11

7月の第2週目のメルマガは、「日本or世界のしきたり&ふーちゃんの日記」をお届けいたします。

ふーちゃん、今月もよろしくお願いしますね!!

ふーちゃんはーい!みなさん、こんにちは!

 

7月に入りますます暑くなってきましたね💦

7日は「七夕(たなばた)」でしたが、全国で七夕まつりが開催されていたようです✨

例をあげますと、仙台の七夕祭りや、わたしが住んでいる

静岡県の清水七夕まつりが有名です。

今日は、「七夕」についてお話をしますのでぜひ読んでくださいね。

「七夕」は皆さんもご存じの通り、7月7日の夜に天の川を挟む織姫と彦星が年に1度だけ再会できるという伝説で有名ですね。

―七夕の由来―

「七夕」は、中国で古くから伝わる「乞巧奠(きっこうでん)※1」という風習が、日本古来の「棚機女(たなばたつめ)※2」の伝説と結びついたことが始まりだそうです。

※1「乞巧奠」・・・陰暦7月7日の夕方から夜にかけての行事で織姫(織女)にあやかり、裁縫や技芸の上達を願う祭りです。

※2神聖な場所(水辺)にある機屋で、神が着るための衣捧げるためにを機(はた)を織る女性んこと。

この2つが重なり、「七夕(しちせき)」を「たなばた」と言われるようになりました。

日本では、旧暦の7月7日は現在の8月頃にあたり、梅雨明けで先祖の霊を迎え入れるお盆前に、梅雨の穢れを祓っておくという禊の意味を持っていたとも言われています。

出典:日本のしきたりが丸ごとわかる本より

 

 

佐野:ふーちゃん、わたしは子供の頃、七夕が近づいてくると、おうちや学校で笹竹に願い事を書いた短冊や飾りをつるして、軒下に飾った思い出があるよ。毎年その行事がとても楽しみだった!

ふーちゃん:わぁ、素敵だね!わたしもパパとママと一緒に七夕の日にお祈りしたの。その時の様子を写真にしたよ♪

七夕ってとても神秘的でロマンティックな夜でもあるのだけど、家族で七夕パーティーしていたら、暑くて汗だくになっちゃったの。湿気が多くて・・・💦

だからママが熱中症対策で塩分を含んだゼリーを持ってきてくれて・・・パパはスイカを持ってきてくれたの。昼間だけではなく夜方も気温と湿度が高いからみんなで水分と塩分チャージしたの。

ー空に願いをー

今後もっと気温が上がって汗をかく時期になるので、そんなときのために、みなさんに元気をお届け!ふーちゃんの今月のオススメを紹介します。

👇

 

【塩レモンゼリー】

「塩レモンゼリー」は、ほどよい塩味とさわやかなレモン風味のスティックゼリーです。

汗をかくと水分と同時にミネラルも一緒に排出されてしまいます。

さらに汗をかくと体力も奪われてしまうのでエネルギーも必要となります。

手軽にミネラル・エネルギーチャージするのにオススメなのが「塩レモンゼリー」です。

ポイントその1:伯方の塩、天然岩塩を使用しているのでまろやかな塩味の中にほんのり甘味があるのが特徴です。

ポイントその2:「塩レモンゼリー」は、1包に約1/2日分の鉄分:3.5mgを配合しています。

鉄分は、全身に酸素を運ぶ役割を担うミネラルで、汗と一緒に流れ出てしまう成分の一つです。

ポイント3:エネルギー補給に必要な「ぶどう糖」「クエン酸」を配合。

このように、「塩レモンゼリー」は、汗をかく時期にもってこいのゼリーです。

味も塩味がしつこくなく舌に残らないので美味しくお召し上がりいただけます♪

 

お知らせ

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最後までお読みいただきありがとうございました。

本メールは置き薬や通信販売、キャンペーンなどでご縁をいただきましたお客様へお送りしております。2019年以降に下記会社が合併し、三洋薬品HBCとなりました。

(三洋薬品、モチノキ薬品、東和薬品、やまと薬品、ニシムラ薬品、マキノ薬品、島田薬品、テレマート、アクレス、SVSコーポレーション、ワンフェスタ)

 

 

【夏バテ特集/ 全国の花火大会特集 他】健康・美容情報誌「元気クラブ三洋」vol.14 発刊のご案内

【夏バテ特集/ 全国の花火大会特集 他】健康・美容情報誌「元気クラブ三洋」vol.14 発刊のご案内

2025/06/30

梅雨明けの暑さがひとしおに感じるころとなりました。
皆さまお健やかにお過ごしでしょうか。

さて、三洋薬品HBC株式会社は、「もっと元気に、もっと美しく」をテーマにした健康・美容情報誌「元気クラブ三洋vol.14」を以下の内容でお届けいたします。
ご自身、ご家族の健康、美容のレベルアップ、お悩み解決によろしければお役立てください!

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2025/06/01

従業員を熱中症から守る、職場・現場でできる対策をおさらい

厚生労働省では、例年事業所でおこる重篤な熱中症の発生を防ぐため、労働安全衛生法の改正を発表しました。

2017年(平成29年)まで、事業所における熱中症の死傷者数は600人を上回ることがなかったのですが、2018年(平成30年)には一気に倍近い1178名の死傷者数を記録、さらに2023年(令和5年)までは2021年(令和3年)をのぞき600名を下回ることがない、という状況が続いています。

こちらの記事では、厚生労働省発行の「熱中症ガイド」にもとづいて、従業員をどのように熱中症から守っていくか、対策をまとめていきたいとも思います。

記事の目次

  1. 労衛法改正「熱中症対策義務化」のポイント
  2. 事業者に求められる熱中症対策とは?
  3. 「暑熱順化」で熱中症に負けない体質に
  4. 体調管理チェックで熱中症を防ごう
  5. 万が一、熱中症とみられる症状が出てきたら…
  6. 関連記事

労衛法改正「熱中症対策義務化」のポイント

6月1日から義務付けられる職場における熱中症対策について、「具体的に何を取り組めばよいかわからない」という方も多いでしょう。こちらの章では、本改正の考え方やポイントをおさらいしてみます。

まずは、本改正内容の考え方です。
業務中に起こる熱中症の死傷災害の発生傾向には、「初期症状の放置・対策の遅れ」が見られます。この観点から、早急に求められる対策として、厚生労働省では以下を挙げています。

  1. 熱中症の自覚症状がある人や熱中症のおそれがある人を、早期に発見する
  2. 熱中症の自覚症状がある人や熱中症のおそれがある人に対する、重症化を防ぐための早期の判断・対処

上記について、各職場・現場で誰でも実施できるよう、ルールや手順マニュアルなどを作成し、関係者へ周知を徹底する、ことが主旨となっています。

熱中症の自覚症状や熱中症のおそれがある人の特徴は、厚生労働省発行の📎熱中症ガイドでわかりやすくまとめられていますので、ぜひ参考にしてみてください。

熱中症対策を怠ると労働安全衛生法22条違反として罰則「6カ月以下の懲役または50万円以下の罰金」が適用されるといいます。
また、厚生労働省の「コラボヘルスガイドライン」によれば、熱中症が原因となるプレゼンティーズム(出勤しているが体調不良で生産性が低下している状態)により、1人当たり年間約50万円にのぼると推定されています。これは医療費にかかる費用を大きく上回り、健康関連総コスト全体の約80%を占めています。

事業者に求められる熱中症対策とは?

では、具体的に事業所で講じるべき熱中症対策をおさらいしていきましょう。

WBGT値」とは、暑さ指数のことで、環境省「📎熱中症予防サイト」で毎日全国の暑さ指数の現況と予測を公開しています。暑さ指数が28を超えると厳重警戒として、炎天下を避け、室内では室温上昇に注意することが求められています。
暑さ指数は、気温(室温)だけでなく、湿度によっても変動するため、日々定期的にチェックすることが重要です。


もちろん労働作業や労働環境下で目安となる暑さ指数も変わってきます。以下は身体作業レベルに応じたWBGT値の目安です。

作業レベル身体作業例暑さに慣れている場合の基準値暑さに慣れていない場合の基準値
0(安静)座ってじっとしている状態3332
1(低代謝率)室内でのデスクワーク3029
2(中程度代謝率)

くぎ打ちなどの腕と胴体、脚を用いる作業、草むしりや野菜の収穫作業など

2826
3(高代謝率)ショベルやハンマーを用いる作業、重量物の運搬や機器を伴う作業など2623
4(極高代謝率)激しい速度でシャベルや斧を振るう作業、走ったり階段を速く上る作業など2520

上記はあくまで目安となります。作業中に身に着ける着衣や作業環境(ビニールハウスや調理場など熱が溜まりやすい場所)、また高齢の方は暑さやのどの渇きに気が付きにくいという特徴もあるため、デジタル温度計や体温計などで客観的に熱中症のリスクが生じていないか、把握できるようにしましょう。

場や作業現場のWGBT指数(暑さ指数)が目安の基準値を上回ってしまう場合、どのような対策が必要でしょうか。

◆暑さ指数の低減対策

□冷房や除湿機、扇風機等を使用し、温度・湿度を適正にたもつ
□機器・機材等から発せられる熱を遮蔽できるようにする
□ファン付きの作業服や冷却ベスト等の装着

◆休憩場所の整備

□冷房を備えた休憩場所や、日陰等の涼しい休憩場所を設ける
□体が横になることのできる広さを確保する
□氷や冷たいおしぼり、水分および塩分やカルシウム等のミネラルをいつでも補給できるようにする

◆作業時間の管理

□連続作業時間の短縮化、定期的な休憩時間の確保
□日中など高温の時間帯に高負荷の作業をさける
□休憩時間以外にも、水分とミネラル補給をおこなう時間を決める

「暑熱順化」で熱中症に負けない体質に

熱中症予防の重要なキーワード「暑熱順化(しょねつじゅんか)」とは?

体が暑さに慣れていくことを、「暑熱順化(しょねつじゅんか)」といいます。
あまり聞き慣れないことばですが、熱中症の予防にとって重要なキーワードとなります。

猛暑が急におとずれる「海の日」(7月の第3月曜日)に入ると、救急搬送者数が急増する傾向にあります。その主な原因は、体がまだ暑さに慣れておらず、急激な気温上昇に対して体温をうまく調整する機能(発汗や血流のコントロールなど)が十分に働いていないためです。

こうした事態を防ぐために有効なのが、意識的に行う「暑熱順化」です。

「暑熱順化」の基本は、「良い汗をかくこと」

ふだん気持ちのよい汗をかいていますか?

体の熱を外に逃すには、汗をかき(発汗)、汗の気化熱で体温を下げることが大切です。ですが、汗にも良い汗悪い汗があります。汗の良し悪しを決めるのは、汗にふくまれるミネラルの量です。

もともと汗は血液の血漿(けっしょう)という液体成分からつくられます。血漿が汗腺を通過する際に、血漿に含まれるミネラルはフィルターでろ過されて血液中に再度取り込まれ、水分のみ汗として外に出されます。

しかし、普段から汗をかいていないと、この汗腺フィルターが機能しにくくなり、ミネラルが汗とともに出てきてしまいます。ミネラルを多く含んだ汗は、皮膚表面で細菌に分解されやすくなり、においやべたつきの原因となります。
良い汗」は、サラサラしていてほとんど塩っぱくなく、乾くのも早いのですが、「悪い汗」はミネラルを多く含み、肌にべたつき、塩っぱさもあり、乾きづらい特徴があります。
乾きづらいということは、熱の放出(気化熱)がうまく働かず体温が下がりにくくなるので、その結果、
熱中症のリスクも高まりやすくなります。

良い汗をかいて、暑さに慣れましょう

汗腺は鍛えることができます。汗腺を鍛えるトレーニングは、暑熱順化にも共通するトレーニングにもなるため、ぜひ習慣として取り入れてみてください。

体調管理チェックで熱中症を防ごう

いくら熱中症の対策を万全にしたとはいえ、従業員個人のその日の体調によって、熱中症を防げないこともあります。
むしろ、積極的に従業員の体調を事前に定期チェックすることで、「休ませる」「無理をさせない」といった迅速な判断ができるようになります。

ここでは、就業前、就業中にチェックできる項目例をあげてみましょう。

就業前のチェック

自己申告では気が付けない場合もあるため、管理者、または従業員同士で点呼してチェックできるようにしてみましょう。




休憩時のチェック


  

なんとなくの水分補給を『習慣の水分補給』に

人によって、汗をかく量、暑さの感じ方、のどの渇きの感じ方はさまざまです。
本人はそんなに暑く感じていない、のどが渇いていないと感じていれば、水分を意識的に摂ろうとはしないものです。
ですが、ひたい以外でかく汗の量に気が付かず、いつの間にか脱水症、熱中症になる可能性もひそんでいます。

そうならないために、定期的に水分を摂る習慣をつけることが大切です。

就業時間以外でも、水分補給は習慣づける必要があります。
なかなか習慣として身に付けづらいと感じる方には、『汗をかく習慣』と『ミネラル+水分を補給する習慣』をセットでおこなうことをおすすめします。

くわしくはこちらの記事をどうぞ。
【参考記事】
「10年に1度の高温」⁉5月から始める熱中症対策~ 水分補給と行いたい〇〇をご紹介

熱中症予防には「正しい水分補給」を!

汗をかいたら、『水分と塩分の補給が大切』という情報を見聞きしたことがあるかもしれません。
ですが、塩分だけ一緒に補えればよいわけではありません。

そもそも、汗をかいたら水分と塩分を摂る、というのは体液に近いイオンバランス(体液濃度)を保つ目的もありますが、発汗によって失われるのは塩分だけではありません。

そのうちの1つがカルシウムです。1日でかく汗のなかには30~150㎎のカルシウムが含まれ、カルシウムの1日推奨摂取量750㎎に対して20%相当のカルシウムが、発汗によって失われる計算となります。

カルシウムは骨をつくる栄養素、という役割だけでなく、神経や筋肉のはたらきを左右するという役割もあります。むしろ、微量のカルシウムの減少で神経や筋肉へのはたらきに影響をおよぼすため、汗を多くかく猛暑の時期に深刻な影響をおよぼすこともあります。

カルシウムは骨をつくる栄養素、という役割だけでなく、神経や筋肉のはたらきを左右するという役割もあります。

むしろ、微量のカルシウムの減少で神経や筋肉へのはたらきに影響をおよぼすため、汗を多くかく猛暑の時期に深刻な影響をおよぼすこともあります。

【その兆候 カルシウム不足が原因かも⁉】



万が一、熱中症とみられる症状が出てきたら…

冒頭でも載せましたが、熱中症による死傷者を出さないためには、「熱中症の自覚症状がある人や熱中症のおそれがある人」早期に発見し、早期の判断・対処をとることが重要です。

最後は、厚生労働省発行「熱中症ガイド」より『熱中症の応急手当』パートのスライドをご紹介します。
※画像をクリックいただくと、『熱中症ガイド』のPDFダウンロードページへ遷移します。

職場や作業場で、ご従業員様が目に付く場所に貼るなどし、少しでも早く熱中症のうたがいに気が付けるよう、全員でお互いの命をまもる意識で、熱中症対策に臨みましょう。

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「10年に1度の高温」⁉5月から始める熱中症対策~ 水分補給と行いたい〇〇をご紹介

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2025/05/02

【今年の5月は『10年に1度の高温』が接近中!】

5月1日はこよみの上では「立夏」、「夏も近づく八十八夜♪」と歌われてきたように、茶摘みや田植えを始める時期の目安とされています。
気象庁は今年のゴールデンウイーク後半からの気温について、「10年に1度の高温」となる予想を発表しました。関東より西にかけて、25℃以上の夏日が続出し、内陸部では30℃以上となる場所も出てくるそうです。
5月はひと昔前なら新緑が山を彩る春の季節でしたが、近年は「立夏」の言葉どおり、夏が始まる時期となってしまいました。

【5月でも熱中症にはご用心!】

そんな夏日が増え始める時期に気を付けたいのが、熱中症です。
実は、暑さ真っ盛りの7,8月の時期と、5月の今ころのように気温が夏日を迎える時期では、熱中症のタイプが違います。
シンプルにいえば、5月に起こる熱中症は『体が暑さに慣れていないため』に起こります。5月は、朝晩の気温が15℃を下回る日も多いため、急激な気温上昇に体がついていけないために、熱中症が起こりやすくなります。
また、気温が25℃であっても湿度が70%を上回る場合は、熱中症の警戒レベル(運動や激しい作業を伴う作業には、定期的に十分な休息が必要)に相当します。

そして、5月の熱中症症状には「軽い症状から急に悪化」する特徴があります。

以下のような変調が見られたら、要注意です。

顔がふだんより紅く火照っている
かいていた汗が急に止まる
いつもより異常に多く汗をかく
夜中に頭痛や吐き気がおこる
起きた時からめまいやだるさを覚える
汗をかいた後にこむら返りが起こる

熱中症の初期症状では、顔のほてりやいつもより異常に多い発汗、逆に汗が急に止まるような症状があります。また、夜中の頭痛や吐き気、めまいやだるさ、こむら返りも熱中症の症状としてあらわれる場合があります。

このような不調がある場合は、応急処置として涼しい環境へ移動して、水分と合わせて塩飴やミネラルをふくむドリンクを摂り、落ちつく場所で休息しましょう。

就寝時で汗をかいているのであれば、新しく薄着に着がえて汗が蒸発しやすいようにしましょう。また、血液が頭部へ巡らせるように、脚を頭より高くして休みましょう。

こむら返りは、筋肉の運動が誤作動を生じて縮んでしまう状態です。そのためつった部位を痛みが収まるまで、ゆっくり伸ばしてあげましょう。痛みがひどい場合は、無理せずさするようにマッサージしてみましょう。

【熱中症対策、『始めるなら5月』の理由】

おもな熱中症の対策は、時期に関係なく共通しています。

  1. 汗をかきやすい体質づくり
  2. こまめな水分補給
  3. 汗をかいたらミネラルも補給

ですが、対策を始めるなら5月のこの時期からがよいでしょう。というのも、熱中症による救急搬送状況によると、5月から9月全体を100%とすると、例年5月は3%前後の搬送者数ですが、6月に入ると7~20%前後と大幅に増えているのです。つまり、「6月から熱中症の対策を始めても遅い」ため、5月の今から始めるのが肝心ということです。

でも、いきなりどんな対策から始めればよいか分かりませんよね?
そこでおすすめしたいのが、『汗をかく習慣』と『ミネラル+水分を補給する習慣』をセットでおこなうことです。

熱中症対策の3つのポイントは、代謝を高めて汗をかきやすくすること、こまめな水分とミネラル補給です
日々の暮らしの中で、意識して水分を撮る習慣がない方は、汗をかく行動とセットで水分補給を心がけてみましょう。

たとえば、こんなルーティンはいかがでしょう。

  1. 朝 起床する+ コップ1杯のお水(白湯でも可)
  2. 朝 5分程度の運動(ラジオ体操など)+ コップ1杯のお水
  3. 昼 2~3時間に1回、屈伸やその場足踏みなど簡単な体操+コップ1杯のお水
    運動の時間を1日3回程度、10時、13時、15時など大まかに決めておくとよいでしょう。
  4. 夕方 軽く外をお散歩→ 帰宅したら コップ1杯のお水&ミネラル
  5. 夜 湯船に浸かって、ゆっくり温浴→ お風呂から上がったらコップ1杯のお水
    15~20分などしっかり温浴派の方は、入浴中にも水分補給できるようにしましょう。
  6. 就寝前 ふとんに入る前に、コップ1杯のお水(常温もしくは白湯)&ミネラル
    ※寝ているあいだの発汗に備えましょう。こむら返りが心配な方はカルシウムなどミネラル補給も◎

ちょっと多い、と感じるかもしれませんが食事といっしょで、普段の習慣とセットですると新しい習慣も取り込めやすくなるかもしれませんよ。

【熱中症対策の定番おすすめ商品】

さいごに、熱中症対策におすすめの定番商品をご紹介します。

★スーパーナノカルシウム

1リットル汗をかくと40㎎のカルシウムが不足するといわれます。スーパーナノカルシウムは、腸から吸収されやすいナノレベルまで細かいカルシウムを配合しています。サラッと口の中で溶けて飲みやすいだけでなく、胃腸への負担も少ないので、お休み前でも安心してお召し上がりいただけます。

アクアセラピー

しっかり汗をかいたら、水分+ミネラルを必ずセットで補給しましょう。アクアセラピーは、人間の体液に近いイオンバランスを考慮してナトリウム、カリウムを配合しています。いつもより発汗をともなうときは、アクアセラピーをそばに置いて熱中症にならないようにしましょう。

★紀州南高梅「千代の梅」(ハチミツ味/シソ味/うす塩/ハチミツ&シソ味)

”羽二重餅“とたとえれらる舌ざわりが自慢の紀州のブランド梅干しです。1個1個が3~4Lサイズなので食べ応えも十分!梅干しは塩分といっしょにクエン酸も摂れるので、暑さ対策、食欲不振にピッタリ。4パックの小分けセットなので、ご贈答にも便利です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。