
2026/03/03
引き出しの奥に入れたままの薬。
「念のため」に買って、結局使わなかった薬。
久しぶりに見てみたら、使用期限が切れていた――。
多くの人にとって、これはよくある日常の一コマです。

その「期限切れ」、薬だけでなく管理コストも捨てていませんか?
期限が切れた薬を処分するとき、私たちはあまり意識しません。
しかしその裏側では、つくられ、運ばれ、保管されてきた時間や資源も、同時に失われています。
これは単なる「うっかり」ではなく、「買い切り・所有」という薬の持ち方そのものが生んでいる構造的なロスといえます。
3月8日「残薬を減らす日」と、変わる医療のあり方
3月8日は「残薬を減らす日」。
もともとは、病院で処方された薬が飲み切れずに余ってしまう問題を減らすために設けられました。
近年、国の方針として、比較的症状が軽い場合の「OTC類似薬(市販薬と同じ効能の薬)」の処方を見直す動きが進んでいます。これは、私たち一人ひとりが自分の健康に責任を持つ「セルフメディケーション」が、より強く求められる時代になったことを意味しています。
すでに手元にあるのに、また用意してしまう
使われないまま、期限が切れて捨てられてしまうこうしたムダを、仕組みによって前もって防げないか
この視点は、医療の現場だけでなく、私たちの家庭や職場の薬箱にも、そのまま当てはまります。
【参考リンク】
残薬を減らす日(SDGs ACTION)
「備えているのに、不安が残る」企業の薬箱
企業における常備薬や救急箱において、こんな悩みはありませんか?
- 管理の属人化:担当者が変わるたびに、中身の把握が困難になる
- 見えない工数:期限チェックや買い出し、補充作業が総務の負担になっている
- 期限切れの罪悪感:大量に廃棄される薬を見て、SDGsの観点から疑問を感じる
薬を用意しているはずなのに、「いざという時に使えるか分からない」という不安。これは、薬が足りないからではなく、管理の仕組みが最適化されていないことから生まれます。
「所有」から「利用」へ。配置薬というサステナブルな選択
本来、薬箱の役割は「たくさん持つこと」ではなく、必要なときに、安心して使える状態を保つことです。
その考え方に沿って設計されているのが、「配置薬」という仕組みです。
- 先に薬を置いておく:必要な時にすぐ使える安心感
- 使った分だけ精算する:使わなかった分は返品・交換され、廃棄ロスが発生しない
- 医薬品登録販売者のプロが定期点検する:期限管理や補充をアウトソーシングできる
いわば「薬のサブスクリプション」とも言えるこの仕組みは、現代の循環型社会(サーキュラーエコノミー)に非常に親和性が高いモデルです。

企業の「姿勢」としての薬箱管理
薬の「持ち方」を見直すことは、単なる節約以上の価値を企業にもたらします。
- 資源を大切にする運用:無駄な廃棄をゼロにするSDGs行動
- 管理工数の削減:「名もなき家事」のような総務業務のDX・効率化
- 従業員の安心:常にプロが管理しているという信頼感
身近な薬箱から「ムダを出さない体制」を整えることは、企業のガバナンスや環境意識の高さを示す、具体的な取り組みとなります。
【総務・人事担当者様へ】管理コスト・廃棄ロスをゼロにしませんか?
貴社の薬箱は、今この瞬間、すべての薬が期限内であることを把握できていますか?
「残薬を減らす日」をきっかけに、手間なく・無駄なく・安心な「法人向け配置薬」の導入をご検討ください。
個人の選択が、企業の姿勢になる
「残薬を減らす」というと、「最後まで使い切りましょう」という話に聞こえがちです。
でも本当に大切なのは、「どう備え、どう管理し、どうムダを出さないか」という選び方そのものです。
3月8日「残薬を減らす日」。
この日をきっかけに、会社の常備薬を少しだけ見直してみる。その一歩は、従業員の安心だけでなく、持続可能な社会への貢献へとつながっています。
※本記事は、市販薬(OTC)や常備薬の「持ち方・管理の考え方」を紹介するものであり、症状や治療についての判断を目的としたものではありません。体調に不安がある場合は、医師・薬剤師にご相談ください。





